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2010年05月14日(金)15:30言葉掛け一つで 1歳児クラスのこと。ある日、リズム遊び後、「今からお絵描きをしようね」と言って、一人ずつクレヨンと紙を渡していきました。子ども達は直ぐにクレヨンを選び、描き始めます。「丸描こうよ」と言いシャボン玉の歌を歌いながら保育士が描いたり、「点々描こうよ」と点を描き始めたりすると子ども達も真似して描き始めます。しばらくすると、「アンパン」と言ってクレヨンを保育士に渡してアンパンマンを描く様に訴えたり、クレヨンを転がし始めたりします。その様子を見て、飽きてきたんだなぁと思い、片付けをして手を洗いに誘いました。 手を洗い終わった子どもから給食の準備です。次々にエプロンを着けていく中、まだ描き続ける子どもがいました。「お片付けしようか」と声を掛けても首を横に振ります。「今から給食だから、こっちで描いてくれる?」と言うと移動をしてくれました。そして、黙々とお絵描きをしていました。 子ども達の給食を配り終えた時、食べる時間がずれると大変だなぁ。みんなと一緒に食べてほしいなぁ。困ったなぁという思いから「今からみんなご飯食べるから一緒に食べない?」と声を掛けました。すると、お友だちの方を見て頷き椅子から立ち上がって手を洗いに行ってくれました。 やはり、食事はいっせいに食べて欲しいという願いから、「まだ」と言って聞き入れてくれない子どもの扱いに苦労します。しかし、言葉掛け一つで、子どもに訴えることが出来ることを知りました。先輩保育士として後輩保育士の手本になりたいと思います。
(主任保育士 川畑かおり 記)
「屋根より低い鯉のぼり」2010年4月24日
4月の始め、園庭に鯉のぼりをあげました。室内からその様子を見ていた子どもたちは、窓辺に集まり、「鯉のぼり」「おっ、おっ(鯉のぼりを指差して)」と大興奮。園庭の鯉のぼりは、「屋根より低い鯉のぼり」です。戸外遊びの際は、鯉のぼりの尻尾を引っ張って遊んでいます。 更に、鯉のぼりを間近で見せてみたいと思い、2mの鯉のぼりを持って来ました。 子どもたちの反応は・・・ 保育士・・・(鯉のぼりを広げ)「これ何かな?」 Yちゃん(1歳11ヶ月)・・・「(ウロコをなでて)きれー」 Rちゃん(1歳11ヶ月)・・・「鯉のぼり!」。(鯉のぼりの銀色の目を見て)「折り紙!」 Nちゃん(1歳10ヶ月)・・・(鯉のぼりの口の部分に顔を入れ)「おーい、ばぁ!」 Mちゃん(1歳11ヶ月)・・・(鯉のぼりの銀色の目を見て、指で押しながら)「ボタン」 間近で見た鯉のぼりは青色でしたが、ウロコや目に使用されている金・銀色に特に反応しているのが分かりました。
(1歳児担当 日高由香子 記)
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