曽師保育所

2009年12月31日（木）11:22
虫歯がとれたよ

　昼食後歯磨きをしていたＳちゃん（３歳４ヶ月）が、「先生―、虫歯が取れた」と言って来ました。虫歯とは？と疑問に思い側に行って見てみると、歯ブラシに黒、緑色のものが付いています。よく見るとその虫歯の正体は、「わかめ」でした。お昼ごはんのメニューに味噌汁があり、その中に入っていたわかめが歯に引っ掛かっていたのでしょう、食後にしている歯磨きの際、取れたようでした。黒色に近いものは虫歯と認識しているようでした。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（２歳児担当　日高由香子　記）

　　あけまして　おめでとうございます。

　　子どもたちにとって　明るい年でありますように。

　　銀杏黄葉（いちょうもみじ）

☆「いちょうどこで買ってきたの？」
　１２月にしては珍しい小春日和。保育所の近くの屋敷にある、樹齢約４０年のイチョウの木を２歳児の子どもたちを連れて見に行きました。イチョウの木を見て、「大きいね」「黄色だね、緑もあるね」と言いながら小さなビニール袋に、その落ち葉を詰め込んだり、胸いっぱい抱え空中に投げたりして遊びました。中には、イチョウの木に付いている葉っぱを指差し、「ひゅるり、ひゅるりーって言って落ちてくるよ」と教えてくれる子どもいました。
　１歳児の子どもたちにも見せてあげようと、葉っぱを集めて持ち帰り、保育所の園庭に広げました。まるで黄色いじゅうたんさながらでした。
　数日後、Ｓちゃん（２歳７ヶ月）に「これ何か知ってる？」と尋ねると「イチョウ、どこで買ってきたの？」と不思議そうに見ていた姿がありました。沢山の葉っぱに驚いたのかもしれません。

☆「イチョウの葉っぱの上は温かいよ」
　気温がぐっと下がったある日、はだしで園庭で遊んでいたＹちゃん（３歳７ヶ月）が「先生、足や手で触ってごらん、気持ちがいいよー」「こっちは（土の上）寒いけど、いちょうの葉っぱの上は温かいよ」と、土とイチョウの葉の上の違いを比較して教えてくれました。足のうらで実感した豊かな感性はとてもすばらしいと思います。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（２歳児担当　日高由香子　記）

2009年12月05日（土）10:41
港で「ラッキー」をみたよ！

　１１月１８日、宮崎港に停泊しているカーフェリーを見に行きました。保育所からリヤカーに乗ること３０分、大きなカーフェリーが目に入ってくると「うわー、大きい」「すごーい」と声をあげていた子どもたちでした。リヤカーから降りて、歩いてカーフェリーを見に行きます。ここ数年、「みやざきエキスプレス」（全長１７０ｍ　全幅２７ｍ）しか停泊していなかったのに、今年はもう一隻停泊しているのが見えました。なかなか見られない船なので、嬉しくてつい「ラッキー！今日は２つあるよー」と声に出して言いました。すると、側にいたＫちゃん（３歳６ヶ月）とＹちゃん（３歳７ヶ月）は、「おーい、ラッキー」と船に向かって手を振り、Ｒちゃん（３歳６ヶ月）は、「見に来たよーロッキー（保育所の近くを散歩する際、必ず見かける白い犬の名前）」と同じく手を振って喜んでいました。その時に、保育士が言った「ラッキー＝運がよい」という意味が、子どもたちは「船の名前＝ラッキー」だと思ったらしく、慌てて訂正したのですが、すでに手遅れの状態でした。この日、「銀河丸」と名前の付いていた船は「ラッキー」と名付けられました。
　子どもたちは、真似っこの達人です。言葉１つ、気をつけないといけないなと反省させられた日でした。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（日高由香子　記）