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2009年02月16日(月)13:36
赤ちゃんの第一歩は未来へ向かって踏み出す

 私は現在、0歳児クラスを受け持っている四年目の保育士です。いつも、○○ちゃんは這うようになったかな?△△ちゃんは今日はお座りを見せてくれるようになったかな?などと、子どもの成長を楽しみに、毎日、保育室へ入っていきます。
 楽しみにしている子の中の1人に、最近、頻繁に座っている状態から腰を上げ、立ち上がっている1歳3ヶ月の男の子がいます。
 ある朝、その男の子が登所してきた時に、保育所と家庭での子どもの様子を連絡し合う帳面を読むと、母親から「昨日から、すくっと立ち上がって、くっしんをしたり、左足を軸に右足を2〜3歩、動かして回転したりあと少しで歩き出しそうです。」と書いてありました。帳面を読んだ瞬間、もしかしたら、今日歩くかもしれない、と期待しながら1日を過ごしていました。というのは、赤ちゃんが第一歩を踏み出すとき、その方向は、誰か人がいる方へ踏み出すのか、それとも、誰もいない方へ踏み出すのか、つまり、人を意識して踏み出すのかどうか、ということです。その第一歩の瞬間の方向を身近に観察したいと思ったからです。しかし、なかなかその姿を見ることはなく、私はこの日、早出(7:00〜15:30の勤務)だった為、この男の子より先に帰りました。
 その次の日の朝、私が帰宅した後の話を、昨日残っていた職員から聞きました。夕方、数冊の絵本を、子どもたちそれぞれが、ページを捲って遊んでいると、1人の子どもが、すくっと立ち上がって、トコトコトコトコと誰もいない所へ歩いて行ったのだそうです。まさにその子どもこそ、歩くのを今か今かと待ち望んでいた男の子だったのです。1歩ではなく、4歩、一気に歩いた男の子。歩いた後、数秒、その場に立ち止まると、前屈みになって、床に両手を付いてしゃがんだそうです。
 その様子を見ていた保育士が、「すごいねMちゃん。歩いたね。」と声を掛けたようなのですが、その男の子は、何事もなかったかのように、再び遊び始めたそうです。
 この話を聞いた時、その場にいて、見ることが出来なかったことをとても残念に思いました。しかし、その反面、ついに歩いたんだ!という喜びもありました。
 この男の子の第一歩は、誰もいないところへ踏み出しました。外の世界(未来)へ第一歩を踏み出し、巣立ちしていった瞬間です。これは、両親や私たち保育士の愛情をしっかりと受けているからこそ、安心しての第一歩だったのです。
 
 私は、愛情をしっかりと受けた赤ちゃんは、親から安心して離れる(自立する)ことができ、未来に向かっていけるのだと、先輩の保育士から教えられました。
 しかし、私たち大人は、可愛さのあまり、早く寝返りをしてほしいと、肩を押して、それを促したり、支えをして座らせてみたり、又、まだ歩けないのに手を引いて「あんよが上手♪」などと言って歩かせたり...とつい手をかけてしまいがちです。手をかけすぎてしまうと、本来持っている赤ちゃんの自分でしようとする力が削られていってしまいます。この自分でしようという姿を温かく見守り、又、観察して、赤ちゃんが求めてきた時は、きちんと応えてあげる、という関わり方を赤ちゃんには、していきたいですね。
                           (0歳児担当 岩野三紀恵 記)

子育ては楽しいですか
 お仕事と子育てを両立させて、毎日頑張っていられる保護者の皆様、又ご家
庭で子育てに専念していられる皆様、子育ては楽しいですか。人間は生まれて
歩行が完成するまでは、親の保護なしには生きて行けません。自我が芽生える
と親に対して「イヤ、イヤ」がはじまり、どうしてこんなに云うことを聞かな
いのだろうと、悩みます。言語活動が活発になる3歳位になると、自分の意思
を親に伝える事が出来るようになり、いくらか子育ても楽になります。
 そこで、昔から日本には子育てに関する「ことわざ」があります。
 少しご紹介しましょう。
☆ 子供は風の子 
☆ 三つ子の魂百まで 
☆ 早起きは三文の徳 
☆ 二つ叱りて三つ褒めよ 
☆ 寝る子は育つ
  等々 
 そのような「ことわざ」をおりこんだ詩を含め、CDアルバム『しあわせワ
—ルド 宝子とともに』が完成しました。
 その中の一つをご紹介しましょう。        

     お早う はよ はよ 

 お早う はよ はよ 
 はよ 起きよ 
 ほら 小鳥が 歌ってる 
 ほら お花も 笑ってる 

 お早う はよ はよ 
 はよ 起きよ 
 お空が やさしく 微笑んで 
 今日の 一日 始まるよ 

 早起きは 三文の徳 
 何か いいこと ありそうな 
 早起きは 三文の徳  
 明けの明星 キラキラ 「おはよう」  

 お休み はよ はよ 
 はよ 休み 
 ほら 父さん テレビ消して 
 ほら 母さん 灯り消して 

 お休み はよ はよ 
 はよ 休み 
 明日(あした)の 幸せ ユビキリして 
 今日も 一日 終わります 

 早寝は 三文の徳 
 すてきな 夢を 見れそうな    
 早寝は 三文の徳 
 宵の明星 トロトロ 「おやすみ」

 早起きは 三文の徳 
 何か いいこと ありおうな
 早寝も 三文の徳 
 すてきな 夢を 見れそうな 

 早寝 早起きは 三文の徳 
 子どもたちみんな スヤスヤ 「おやすみ」
                       (詩 葉月みつる=猪俣)
 この詩には、曲がついてませんので、お好きなように節をつけて、口ずさん
でみては如何ですか。 
 このホームページの「保育所のギャラリー」をぜひアクセスしてみて下さい
ね。
                              (猪俣 記) 

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