社会福祉法人 アイリス康友会 曽師保育所 令和4年3月1日完成 建築家 歌一洋 元近畿大学教授
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2017年08月14日(月)10時37分

海上自衛隊 練習艦「せとゆき」

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                    鯨絵文様のミサイル

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                     ミサイル発射基

 猛暑日が続いている7月29日、宮崎港国際埠頭に海上自衛隊の練習艦「せとゆき」が入港した。29日と30日は一般公開ということで、「暑いだろう、見物客が多いだろう、駐車場は?」と行くのをためらっていたが、その時は引き返そうと覚悟をして、30日の朝、30分前には現地に着く。家族連れの人がボチボチで、そう多くはない。9時に乗船ということで参加する。洋上を吹き渡る風が涼しく、船員からの丁寧な説明を聞く。
 なかで、興味のあったものに、シースパローミサイルRIM-7M(短距離艦隊誘導弾)、用途:敵航空機、ミサイル迎撃用 で、1基に4発×2のうち、一発が覆いを外して公開されていた。鯨の図柄が可愛く、親はバックにして子どもたちの写真を撮っている。ミサイルというものを初めて目の前にした私は、「本物のミサイルって、こんなに可愛いのですか?」と尋ねると、「今日のためですよ」と笑って船員さんは答えてくれた。こんなに可愛い絵文様のミサイルが相手に次々打ち込まれる?そんな筈はないと、イメージしながら…。
 
 「7月28日、北朝鮮は午後11時42分ころ、舞坪里(ムビョンニ)付近から、大陸間弾道ミサイル(ICBM)を北東方向に発射した。日本の奥尻島の北西約150キロメートルの排他的経済水域内の日本海に落下したとみられる。発射方向と自転をを加味すると、ロスアンゼルス、デンパー、シカゴは射程内にとらえられており…」と、テレビ、新聞等で懸念のニュースが報じられている。このことが、ちらっと私の頭をかすめ、この目の前のミサイルの最大射程はどのくらいだろうと、表示版を見る。何と 「速度:な・い・し・ょ❤ 最大射程:ひ・み・つ★」と。「これも今日のためにこのように書いてあるのですか?」と尋ねると「一般的にこんなに書きます」と、期待はずれと含蓄のある回答。「そうですか。面白いですね」と船員さんにお礼を言って別れた。ミサイルが実際に役に立たないことを祈りながら。 
                                        猪俣美智子

2017年07月10日(月)15時41分

すいかの花籠

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 大玉すいかが手に入りました。食べる前、床に転がしたり、触ったりして楽しみました。先生が持っているすいかを、ひょいと受け止めてにっこり。
 るりちゃん(2歳8ヶ月)               写真 日高博史
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 すいかのフルーツポンチ  左から 真聡ちゃん(2歳7ヶ月) 莉瑚ちゃん(2歳1ヶ月) 實慧ちゃん(2歳11ヶ月)       写真 猪俣美智子
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 すいか(マダボール)の花籠             写真 猪俣美智子
 
            すいかの花籠  

 6月の給食献立には、3時のおやつにすいかがあります。1、2、3週は三角に切り分けて食べました。
 4週目は目先を変えて、丸ごとすいかと、花かご風に飾り切りをして、その中に、すいかの身をくり抜きスプーンで丸く切り分け、他にバナナ、メロン、桃、みかんを入れてフルーツポンチにしました。いつもと違う形のすいかに興味を持ち、「赤、黄色、緑」と言いながら、一口、また一口と食べていましたよ。
 子どもたちが食材を五感(目、鼻、耳、舌、手)で楽しみ、その意欲・食欲を引き出すことができれば、と思い挑戦しました。食べない子も週ごとに少しずつ慣れましたが、どうしても口にできない子が3、4人いて残念でした。
                                 調理担当 徳井有希子記

2017年06月10日(土)16時43分

ニホンタンポポ

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       小樽運河の舗道に輝くセイヨウタンポポ


 春まだ遠い冬の日差しを受けて、いち早く咲く花にオウバイ(黄梅)というのがある。小さく黄色い花は香りが良く、祖母の庭に佇んだことでした。中国では「迎春花」という名がつけられていて、春一番にふさわしい花です。次にはすみれ、水仙、梅の花、菜の花、さくら…と、冬から春へ季節を追って咲いていく花の姿に、ここ宮崎にいて、毎年実感している。
 ところが、今年の大型連休を札幌に投宿し、中島公園を歩いて目に移ったものは、すみれ、チューリップ、タンポポ、ラッパ水仙、芍薬の花たち。垂れる枝一杯に白い花を咲かせる雪柳、鮮黄色のレンギョウ、桃の花、すももの花木たち。ここに至って花見ならではの、ソメイヨシノと蝦夷山櫻、また、白木蓮、紅木蓮が見事に咲いていた。たまったものではない。一挙に咲いているのだから。新緑のしだれ柳は幹が太く、櫻の木より堂々としており、白樺はその幹の白さゆえに、新緑の葉が映えて美しく風にそよいでいた。一挙に吹き出した春!
 札幌は、今年は4月30日を機に春が訪れたとのこと。
 北海道神社の境内では、梅まつりと、櫻の花見が隣り合わせで賑わっていた。
 夕方、大倉山展望台に向かうリフトの下には、つくしがツンツン、傍らの斜面は硬い雪に覆われていた。見下ろした札幌の街には灯が点り始めていた。夜、ライトアップされた赤れんが庁舎に行くと、白いさくらんぼの花が満開。
 さて、ここで私は何を言おうとしているのか。札幌散策のなかで、タクシーから降りた瞬間私が「あっ、ここにもタンポポが!」と舗道の脇にみつけると、運転手さんが降りてきて、手で折ると「在来種のタンポポですね、花の下の萼が上を向いているでしょう」、そして茎を折って見せ「この白い乳液は辛くないですよ」と、だからと言って舐めるわけにはいかず、折られたタンポポを受け取ると礼を言って別れた。タンポポには在来種と外来種(セイヨウタンポポ)があり、実際手にとってその見分け方を学ぶと同時に、ニホンタンポポは数少なくなってきているのだろうか、と思った。
 札幌から電車で30分、小樽運河へ行った。浅草橋のほとりには金色に輝いたタンポポたちが、春を謳歌していた。在来種ではなくセイヨウタンポポだった。
 運河には風に運ばれてきたさくらの花びらが気持ちよさそうに浮き、街並みの向こうには残雪の山並みがまぶしかった。
                                      猪俣美智子記

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