社会福祉法人 アイリス康友会 曽師保育所 令和4年3月1日完成 建築家 歌一洋 元近畿大学教授
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2016年11月01日(火)14時50分

しゃぼん玉

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    左から愛翔ちゃん(1歳4ヶ月) 結音ちゃん(10ヶ月) 
    乃桜ちゃん(9ヶ月)        撮影/日高由美子 

しゃぼん玉
                   作詞 野口雨情 作曲 中山晋平
一 しゃぼん玉 とんだ    屋根までとんだ
  屋根までとんで      こわれて消えた

二 しゃん玉 消えた     とばずに消えた
  うまれてすぐに      こわれて消えた

  風 風 風 吹くな    しゃぼん玉 とばそ

 この歌の歌詞は一説によれば、野口雨情の二歳になった娘が疫痢で急死し、そのときの愛児に対する気持ちがこめられているという。はかなく消えた幼い娘への鎮魂歌でしょうか。 
 しゃぼん玉は洋の東西を問わず、子どもたちの遊び。ストローで吹けない子どもには先生が吹いてみせます。手で捕まえようとしたり、目で追って床に落ちれば指先でつまもうとしたりします。とても不思議で興味深々です。赤ちゃんたちは二階のバルコニーで楽しみます。
 当所の「七夕まつり」では、しゃぼん玉製造機で一度にたくさんのしゃぼん玉を飛ばし、親子で楽しみました。

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    しゃぼん玉のパフォーマンス 外国の広場で 撮影/宮崎康子

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       新婚さんを祝福 同広場で 撮影/宮崎康子

 「シャボン」とはポルトガル語で「石鹸」を意味します。
因みに「シャボン玉」は英語で「soap bubbles」。「シャボン玉を吹く」は「blow
bubbles」。blow bubblesには空論をたてると、いう意味があります。従って、童謡「しゃぼん玉」のような底知れぬ悲哀、生命のはかなさへの詠嘆は、英語bubbleにはないようです。

参考図書 英語イメージ辞典
                                  猪俣美智子記

2016年10月01日(土)10時16分

シロバナタンポポ

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          シロバナタンポポ(聾学校の庭園)
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          シロバナタンポポ(履いている靴と比べて)

  どうぞ お入りください と
  聾学校の大きな門が開いている
  わたしはつられるままに入る
  和らぎはじめた夏の日ざしをつれて

  広いみどりの芝生に置かれたテーブルとイス
  そこで憩う人 本を読む人
  手話でおしゃべりを楽しむ学生
  やさしい色とりどりのバラの花
  芝生一面に散りばめたように咲く
  白いたんぽぽの花

  はじめて出会った「シロバナタンポポ」が
  遠く旅に来たわたしに
  ゆっくりしてください と微笑む
  音のない一枚の絵のなか

                          2016.8     写真&文 猪俣美智子

2016年09月10日(土)12時30分

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          未桜ちゃん(2.5才)    綾音ちゃん(2.10才)
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             敬佑ちゃん(2.7才)    滉大ちゃん(3.0才)

 連日の猛暑。日の出前から盛んに「ジージー」「ジャージャー」とアブラゼミと、クマゼミの音が混じり合って鳴いている。当所は住宅街にあって、各庭には樹木がおおい茂っているので、蝉時雨がすごい。照りつける炎天下、蝉の鳴き声を心地よい音楽に聞こえる人、反対にうるさく聞こえる人がいるという話を思い出しながら、朝の出勤をする。
 登園してきた子どもたちは、9時のおやつを済ませて水遊びに興じます。園長が蝉を木の幹から素手で捕まえてきたので、蝉の胴体を糸で結び、片方の糸の端はしっかり手で握って、蝉を飛ばして遊んだ私の記憶を頼りに、試みました。子どもたちは珍しそうに目で追うと、蝉が子どもの服に止まったり、頭に止まったりします。それを器で受け止めようとしている子もいました。蝉にとっては必死で逃げようともがいているかもしれません。とんだ迷惑です。
 しかし、私たちは動物や昆虫たちと共存しているのです。身近にその動き回る蝉の姿を知ることは、貴重な体験になると思います。少し遊んだ後、「おうちにおかえり」と言って糸をほどいて飛び立たせました。一匹は隣の屋敷の木にとんでいき、もう一匹は園庭の日よけの内側に止まって、逃げようとしないでいつまでもいました。子どもたちと遊んで楽しかったのか、それともそこが涼しいのか、蝉のみが知る由です。
                  2016.8.12 写真:日高博史/文:猪俣美智子

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