社会福祉法人 アイリス康友会 曽師保育所 令和4年3月1日完成 建築家 歌一洋 元近畿大学教授
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2017年05月12日(金)14時34分

電子書籍『ひろくんは—イクメンパパの応援歌—』

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曽師保育所/編著 銀の鈴社/発行 1,200円+税  


     電子書籍『ひろくんは—イクメンパパの応援歌—』

 当曽師保育所に子どもさんを預けておられたイクメンパパの連絡帳をもとに、その成長記録を綴った図書が、電子書籍としても販売されました。
 ひろくんは、で始まる心温まる一つ一つのスケッチ風な場面が成長の記録とともに、子どもの良さに気づかされます。
 
       スプーン
    ひろくんは
    夕食を 食べるときに
    パパが スプーンにとって
    食べさせようとすると
    スプーンを じぶんで持って
    口に入れたり
    スプーンから 食べ物を
    手でとって 食べたり
    スプーンに 口を 持ってきて食べたりします
    三通りを使い分けて
    食事をしています
                (ひろくん 一歳)     
      愛してるよ
    お風呂から上がって
    なかなか 服を着てくれない ひろくん
    「早く 着るよ」と パパの催促
    ひろくん にっこり笑って
    「愛してるよ」と 言うので
    思わず 笑っているパパ
    と また「愛してるよ」
    ニコニコのひろくんです
          (ひろくん 二歳九ヶ月)

 今日はとてもすてきな本をありがとうございました。どのページも愛情にいっぱいで、このお父さんは子供の事をよく見ているなぁと思いました。特に55ページの「愛してるよ」という話が大好きです。子供の口から自然に「愛してるよ」と言葉が出てくる位、お父さんやお母さんが愛を伝えているんだろうなぁと思いました。大切にします。本当にありがとうございます。
                  (当所の一保護者より)
                                  猪俣美智子 記 

2017年04月11日(火)13時25分

チョークでお絵描き

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                          2017.2.27 幸之助ちゃん
 2014年11月に、当所の保護者送迎用の駐車場(34坪)が出来、子どもたちにチョークでのお絵描きが、毎年の恒例になりました。室内で画用紙にするお絵描きとは違って、大きなキャンバスにのびのびと解放感に溢れて、自由に描きます。今年も2歳児クラス16名で、楽しいひとときを過ごしました。保育士は長い線路や、ケンケンパーの丸や、はたまた子どもの影をなぞってあげます。「して、して」と影には人気があり、頭の部分に目、鼻、口を描き入れるお友だち、幸之助ちゃん(3歳5ヶ月)にあっては、「寒い、と言っているよ」と、洋服を着せていました。靴、手袋もつけてあげ、もう一人の自分です。チョークの自分の影を踏まないように手をのばして、塗っています。お友だちが近づいたり、知らずに影を踏んだりするものなら、激しく怒っていました。影も自分、触られたくない、という心情は痛いほど理解できます。水に溶けないチョークとはいえ、一月経った今、うっすらとその面影を残しています。
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                          2017.2.27 聖月ちゃん
 影を描いてもらった聖月ちゃんは、もう一人の自分に大興奮。「先生、聖月よ、見て、見て」と、他の先生に大きな声で知らしていました。自分の影に自分を重ねて、しばらくの間、両手を広げ、足を踏ん張って立っていました。「そうね、良かってね」と言えば、「先生が描いてくれた」と大喜びでした。
                          2017.4.6記  写真&文 猪俣美智子

2017年03月09日(木)09時38分

小さな先生

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       亜莉ちゃん(1才10ヶ月) 絵梨加ちゃん(3才4ヶ月)

 3歳になった頃、自分からお友だちのお世話をするやさしい姿がみられるようになった絵梨加ちゃん。
・お友だちが泣いていると傍に行って保育士の所まで連れてくる。
・お昼寝の時に、お友だちの体を撫でて「おやすみ」と言って睡眠を促している。
・絵本を開いて、保育士がするように見せながらお話ししている。
・赤ちゃんのぬいぐるみを持って当所する日が続いたある日、「寒いから」とぬいぐるみに薄手の毛布に包んで来る。

 11月2日、近くの畑に子どもたちは芋掘りにでかけました。そこで始めて経験する亜莉ちゃん(1歳10ヶ月)が、どうしていいか分からずに呆然と立っているのに気付き、絵梨加ちゃんが近づきお世話をしていました。「ここよ。お芋とって」「はい、持って」と手に握らせ、手に付いた土が気になれば、払ってやり、芋の置き場所まで、手をつなぎ亜莉ちゃんの歩調にあわせて、ゆっくりと幾度も往復していました。亜莉ちゃんも満足気に従っていました。春日和のもと微笑ましい光景。その日母親に「絵梨加ね、亜莉ちゃんにやさしくした」と、報告していました。
 
・お友だちが滑り台に登り始めると、ぴったり寄り添って付いていく。滑り始めると体を支えて「気をつけてね」と言っている。
・保育士から「◯◯ちゃんお着替えしてね」の言葉を聞くと、傍に行き「しようか?」「はい、立って、手を出して」と手伝っている。
 あたかも小さな先生を見るかのような光景です。小さい子や困っている子に対するやさしさが多く見られる反面、他の子が自分でやりたいことに対して、先回りして手伝うと嫌がられる場面もあります。
 このころの年齢では、お友だちへのお世話は大人の模倣と自分本位のやさしさであって、本当のやさしさではないと言われますが、9歳くらいには本当のやさしさへと成長するようです。
                                  写真&文:猪俣美智子
                          観察資料提供:保育士 川畑かおり

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