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2018.8.14 ゆっくりと空を染めながら沈む夕陽 伊計ビーチにて
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2014.1.12 渚の乙女たち ANAインターコンチネンタルリゾートにて
沖縄の海
5年前の1月、職員旅行で沖縄へ行きました。とても楽しい旅行でしたが、泳ぐことが好きな私にとってはエメラルドグリーンとコバルトブルーの入り混じる海を前にして、入れない事はとても残念でした。珊瑚堆積による白い砂浜に、海は美しく映えて、はてしなく広がっていました。いつかきっと、次は夏の沖縄を楽しみたいと強く思うようになり、5年越しで遂にその想いを叶えられる日がきました。
お休みをいただいて海水浴の準備も万端、さぁ!待ちに待った沖縄へ。
しかし、そこに立ちはだかったのはまさかの台風。出発も危うい中なんとか沖縄に着陸することができましたが、待っていたのは台風接近による独特の天気で、雨は突然降り風も強いという天候が常に続いていました。予定していたスケジュールも大幅に変更になり限られた中での観光。憧れの真夏の天気の元での海水浴はどこへ、と肩を下ろしどこか残念に思いながら旅行がスタートしました。
次の日の朝、目を覚ますと明るい空がそこにはありました。これが最後のチャンスと思い雲の少ない方の伊計ビーチへ夫とレンタカーを走らせ、晴天ではないものの十分に綺麗な海と白い砂浜がありました。それから数時間後大雨になり早めの海水浴終了となってしまいましたが、諦めていた海へ入ることが出来たので満足でした。
最終日の夕方も海へ行きました。空が夕陽でゆっくりと染まっていくなか、頭に浮かんだのは保育所の子どもたちと日々慌ただしく過ぎていく毎日を、改めてゆっくりと考える穏やかな時間となりました。
帰ってからは旅行の疲れがありましたが、日頃出来ないことを見たり体験したりすることで明日からの保育への活力となりました。
数日ぶりに会う子どもたちを見てほっとしました。
2018.8.15 写真&文 保育士 猪原祐香