社会福祉法人 アイリス康友会 曽師保育所 令和4年3月1日完成 建築家 歌一洋 元近畿大学教授
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2023年11月29日(水)13時04分

フィンガーペイント

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            1歳児クラスのフィンガーペイント

 1歳児クラス13 /17名参加。机に新聞紙を敷き詰めて、ポスターカラーの赤、黄、青の三原色をそれぞれの紙皿に入れ、紙皿から色を選んで、指先で紙に描くように保育士がして見せる。何が始まるのだろうと、不思議な面持ちで見つめる子どもたち。

恐る恐る指に色をつけて見つめる。
茫然としている。
大胆に手のひらに色を付ける。
指につけた色をじっと見つめる。
紙に付いた色を消そうとしている。
こうするのよ、と保育士の手助けで気持ちが乗っていく。
腕、服まで色をつけている子。
手を洗いたいと泣き顔の子。

 無表情で声ひとつ出さない、さまざまな様子に、全体的に汚れることの経験が乏しいことを感ずる。けれども、これを機会に、2歳児クラスになると、ボディーペイントをすればイキイキとした笑顔や「見てごらん」と楽しむ姿が見られるようになる。経験の大切さを知る。

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             子どもたちの遊んだ後の机の上

                   どろんこ遊び
当所の仮説園舎、コロナ禍でどろんこ遊びが今は途絶えているが、設立まもなくから続いていた遊びは名物でもあつた。
ある日曜日、その当時の子で小学校4年生くらいの子が園庭で遊んでいるので「そこで、何をしているの」と問えば、「ほら、○○ちゃんよ。体に泥を付けて遊んだところはどこ?」
「ここよ」と指差せば、「ここ?ここで?」と不思議な顔。「あの時、気持ちよかった。体に泥をいっぱい付けて」と。そのルーツを私に確かめる。 
ボディーペイントやどろんこ遊び等は欲求不満の解消にもなる。 

                             2023.9.7 文/写真 I.M

2023年08月21日(月)16時31分

お迎えはラッシュ

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            ほら、ネコがいるよ  2023.7.27

 夕方6時くらい前になると、お仕事を終えて子どもたちのお迎えの時間がラッシュになる。当所の門を出たところの道沿いに大きな樹木があり、茂みの中の幹の分かれ目に涼を求めて猫がいる。
「あっネコ、ネコ」、「ネコちゃん」といち早く見つけて大騒ぎ。「ネコちゃーん」と呼びかけたり、保護者はスマホで写真を撮ったり。ネコは下を見下ろして、キョロキョロ。微笑ましい光景です。

当所の掲示板には、当月の給食メニューと子どもたちの園内でのスナップ写真が貼ってあるのを、帰り際見ていられるようです。誕生会の中に自分の姿を見つけ出し、「ハッピーバースデー、ハッピーバースデー」と歌う1歳児の子。
給食メニューの中に真っ赤なスイカを見つけて「スイカ」と。「みんなスイカは喜んで食べますよ」と口添えをし、「お家でまた買ってもらったら?」と言うと、「スイカは高いからね」と母親。昨今の物価高に市民は喘いでいる。

お迎えが来ると、リュックを背負って、靴を履き、門を出る途中に小さな枯葉が落ちている。しゃがみ込んでじっと見入り、動かない。「何かな?」、「葉っぱかな?」。「帰ろう」「いや」「じゃ葉っぱにバイバイしよう」「バイバイ」。歩き始めるや石ころに気を取られ、またしゃがみ込む。「石さんバイバイ」。門を出る瞬間、「いや」。「じゃ、保育所さんバイバイ。また明日ね」。そして自分の車目指して一目散。

出勤前の親御さんたちは忙しい。さっと子どもさんを預けてバイバイ。
お迎えのひとときを、ゆっくり子どもさんの心に寄り添って、好奇心を満たしてやる姿が見られました。
                             写真/文 猪俣美智子

2023年07月11日(火)13時57分

星の子キラちゃん〜七夕の集い

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            顔色の悪い星の子キラちゃん

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         トマトを食べて変身した星の子キラちゃん

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               彦星と織姫の逢瀬

 梅雨も末期の最中、梅雨前線は北上して大雨をもたらし、南は猛暑日。コロナで3年ぶりの七夕の集い。マスク着用で、子ども1人に保護者2人までの制限で開催しました。近くの神社から竹を2本切らしてもらい、願いを書いた短冊を子どもたち自ら笹につけました。
 
 0歳児クラス、1歳児クラス、2歳児クラスと、かねてからの保育の成果を発表します。最後に保育士の出し物。「星の子キラちゃん」。天の川で遊んでいたキラちゃん、顔色が悪いようです。そこへ通りかかった親切な人が、人参を与えたら、みるみる変身して顔色艶々になって元気が出る。茄子、トマト。「とうもろこしの皮をみんなでむきましたね」と、とうもろこし。「今月は給食の星の子スープに入っているオクラだよ」等と、子どもたちと掛け合いながら楽しむ。そして天の川は氾濫することなく、彦星と織姫が、1年に1回の逢瀬が叶いました。
 フロアと一体となり楽しみました。中でも「楽しかった!すごい!」と言っていたのは1歳10ヶ月のつむぎちゃん。

 給食を終えると、自分たちの願い事を結えた笹の葉ひと枝をもらいました。
 前日の朝、切らしてもらった竹は、曇天で湿度が高いせいか、枯れずに艶々
とした緑の葉っぱ付きでした。
                         写真/文 猪俣美智子
*「星の子キラちゃん」は、野沢菜ゆかり マグネットシート『にじいろのあま
のがわ』を参考にアレンジする。シナリオは保育士日高由美子。

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