社会福祉法人 アイリス康友会 曽師保育所 令和4年3月1日完成 建築家 歌一洋 元近畿大学教授
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2020年11月09日(月)14時54分

ヨアキムさん

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             また、来てくれてありがとう

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              ヨアキムさんと折り鶴

 2016.8.20 ポーランドからヘルシンキ入りして帰国の予定。友だち二人で気軽な旅行でした。お昼過ぎに空港へ着き、HOTEL KAMPに二度目の投宿です。前回は2014.12.21。懐かしかったです。時計を1時間は早め、休憩をして、夕食をとり、港へ散歩に出かけました。かもめが数羽いて人懐っこく飛んでおり、日本のより大きく見えました。夕方9時頃なのに、沖合の空が帯状にピンク、その下がブルーに染まりとても綺麗。10時頃になってうす暗くなり、11時には真っ暗です。
 
 あくる日起きたら、ドアーの扉の前に花びんにさした花が置いてあり、メッセージはありません。「また、来てくれてありがとう」の意味らしい。誰からだろうね、と話しながらフロントの人に聞くと、ヨアキムさんからと教えてくれました。前回の時親切にしてくれた人。お返しは何にしょうかしら、彼はチョコレートが好きでとても凝っている。そんなのは、どこで手に入れたらよいのか、下手にチョコレートもね、二人で思案したのを覚えています。
 
 その日は、セウラサーリへタクシーで行き、一日中観光です。帰りのバスの中で、お返しに折り鶴にしようと決まり、ホテルへ帰り、早速折って、ヨアキムさんに直接上げました。彼は大喜び。日本の鶴は知っているとのこと。写真を撮らしてもらう。
 ヨアキムさんとは、プライベートな話もしてくれ、彼は90歳の母親と家族をトルコに残し、単身このホテルに出稼ぎに来ているという。
 ヘルシンキの政府は難民に住居と生活費を提供している。ポーランドでは、缶ものを集めて生活する人もいる。いろいろ提供されても言葉の壁がある。日本には10人いる。
 となりのホテルには一晩150人中、中国人が100人の時があり、大変賑わっている等々。
 夕方ヘルシンキ発17:25分のヒコーキに乗って帰国の途につきました。

 今、パンデミック中のコロナ禍、ヨアキムさんはどうしているだろか、と友だちと話しています。観光業会のみならず多くのところで痛手を受けています。また、旅行したくとも、コロナが収束するまでは我慢、我慢!
                                    保育士 みなみほなみ

2020年10月06日(火)14時46分

あと、もう少し

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「おっとと、もう少しで、届きそう…」と、一心にボールを当てている弘明ちゃん(1.4歳)。

大きなお友だちが、高い位置にある紐の先に、ボールを投げている姿を見ていて、自分もと挑戦するが、なかなか上手く当たりません。そこで、保育士が紐を少しずつ下に引いて加減しました。そしてすれすれのところで固定。それでも届きません。背伸びして体のバランスをとりながらの、夢中の様子が愛おしく感じました。

OHP用の幕を上げ下げする紐は、常時上の方で子どもたちを見守っています。
                             写真&文 猪俣

2020年09月08日(火)16時41分

コロナと台風10号

 これまでに経験したことのないような大型の台風10号が、九州に接近している。上陸の恐れもある、と報じられている最中、雨風の激しくなってきている正午2時ころ、ご近所の人が我が家を訪れて、90歳の一人暮らしの女性から頼まれてのお願いで、「お宅の保育所に避難させて貰えませんか」と。「すみません。職員の体制が整っていなので」と断る。心が痛む。
 今日は日曜日、2人の子の休日保育。2時頃にはお迎えの予定。夕方から夜にかけて台風は激しくなってくる。避難所にはコロナの影響で人数制限。ホテルに宿泊の人もいる。
 夜中、雨風の激しい音に眠れなく、何度も家の中を見回ったり、外を覗いたりしながら「先のこと」が頭を離れない。時折停電。その度懐中電気をつけ、蒸し暑さに耐える。
 朝方、台風は長崎の西海上を通過。依然として猛威を振るっている。上陸しなかったことに胸をなで下ろしながらも、後で知る限り、多くの事故や犠牲者があった。お見舞いを申し上げ、またご冥福をお祈りいたします。
 災害時の避難のあり方について、我が園のみならず地域に対して、公共施設である保育所はどうあるべきか今後の課題と思います。
                                     2020.9.7 猪俣記

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