$
まな板でゴシゴシ
向かって左側より (K.Rちゃん3歳)(紬衣ちゃん3歳)
$
ロープに干します
向かって左側より(N.Yちゃん 2.11歳)(M.Aちゃん 2.5歳)
(S.Aちゃん 3.1歳)
今年の夏は例年になく日本列島猛烈な、あるいは命に危険を及ぼすような暑さが続きました。当地でも38℃の日がありました。
2歳児クラス17名。夏の水遊びのひとつ「洗濯ごっこ」をしました。大きなタライとバケツを用意し、洗濯板と石鹸を使ってシャツ一枚になり、脱いだ服やタオルを洗濯板でゴシゴシ。
「あれ〜?先生、もっとあわあわして〜」
「これ、ママもしているよ」
「見て!上手にできている」と、それぞれに話す子どもや、黙々と真剣な表情で洗う姿もありました。
保育士と一緒に、選択したものをロープに干すと、
「あ、落ちちゃった…」と、もう一度駆け足で洗い直しにいく子、「ギュー」と何度も気のすむまで念入りに絞っている子、そして、「先生、洗濯バサミ〜」と丁寧に止めている子、意欲的でした。
次の日また「洗濯したい!」とのリクエスト。再び洗濯遊びをしました。
干した洗濯物はお家に持って帰ってもらいました。
お家でもお風呂の時間に、「自分で洗濯できるよ」と、布をゴシゴシする様子がありましたと、数名の家庭から報告がありました。
洗濯機にポイと入れれば乾燥までしてくれるこの時代、子どもたちには貴重な体験でした。
写真/日髙博史 文/2歳児担当 黒木優奈