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「色水あそび始めるよ〜」 園庭にて
長い長い梅雨がようやく明けました。九州南部では統計開始後3番目に遅い梅雨明けで、今年よりも遅い梅雨明けは過去に遡ると昭和32年になるそうです。
その梅雨明けの翌日(7月29日)、澄み渡った空の下、2歳児クラス19名は、色水あそびをしました。
ペットボトルの水に絵の具を溶かし、赤、黄、青の3色の色水を作ります。白い紙を敷いたテーブルに色水入りのペットボトルを置くと、強い太陽の光で、影も色水と同じです。影を指さし、子どもたちに「何色?」と聞くと、「あおー」「ピンクー」などと言葉が返ってきます。
次はそれぞれにクリアカップを2個ずつ貰い自分で色水を作ります。「わたしはあかとーきいろ!」などと言って保育士に色水を注いでもらい、それを混ぜ合わせて色々な色水を作ります。
Kちゃんは、オレンジの色水ができると、「うわーきれい」と言っていました。
Sちゃんは、「ピンク」といって色水を注いでもらっています。また「すいかジュース」などと言っています。
Hちゃんは、綺麗な緑色の色水ができると、わざわざ私の所まで持って来て、「ほらっ」と見せてくれました。
みんな思い思いに色々な色水を作りました。
遊びはさらに発展して、流し台で水道の水や、吊るしたペットボトルシァワーの水をカップに受けたりして、その変化に興味津々、黙々とあそんでいました。夏の強い日差しを受けたクリアカップの色水は、子どもたちの目と同じようにキラキラととても綺麗でした。
今年は特別な「コロナの夏」、元気に乗り切りたいものです。
写真&文 日高博史