社会福祉法人 アイリス康友会 曽師保育所 令和4年3月1日完成 建築家 歌一洋 元近畿大学教授
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2023年08月21日(月)16時31分

お迎えはラッシュ

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            ほら、ネコがいるよ  2023.7.27

 夕方6時くらい前になると、お仕事を終えて子どもたちのお迎えの時間がラッシュになる。当所の門を出たところの道沿いに大きな樹木があり、茂みの中の幹の分かれ目に涼を求めて猫がいる。
「あっネコ、ネコ」、「ネコちゃん」といち早く見つけて大騒ぎ。「ネコちゃーん」と呼びかけたり、保護者はスマホで写真を撮ったり。ネコは下を見下ろして、キョロキョロ。微笑ましい光景です。

当所の掲示板には、当月の給食メニューと子どもたちの園内でのスナップ写真が貼ってあるのを、帰り際見ていられるようです。誕生会の中に自分の姿を見つけ出し、「ハッピーバースデー、ハッピーバースデー」と歌う1歳児の子。
給食メニューの中に真っ赤なスイカを見つけて「スイカ」と。「みんなスイカは喜んで食べますよ」と口添えをし、「お家でまた買ってもらったら?」と言うと、「スイカは高いからね」と母親。昨今の物価高に市民は喘いでいる。

お迎えが来ると、リュックを背負って、靴を履き、門を出る途中に小さな枯葉が落ちている。しゃがみ込んでじっと見入り、動かない。「何かな?」、「葉っぱかな?」。「帰ろう」「いや」「じゃ葉っぱにバイバイしよう」「バイバイ」。歩き始めるや石ころに気を取られ、またしゃがみ込む。「石さんバイバイ」。門を出る瞬間、「いや」。「じゃ、保育所さんバイバイ。また明日ね」。そして自分の車目指して一目散。

出勤前の親御さんたちは忙しい。さっと子どもさんを預けてバイバイ。
お迎えのひとときを、ゆっくり子どもさんの心に寄り添って、好奇心を満たしてやる姿が見られました。
                             写真/文 猪俣美智子

2023年07月11日(火)13時57分

星の子キラちゃん〜七夕の集い

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            顔色の悪い星の子キラちゃん

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         トマトを食べて変身した星の子キラちゃん

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               彦星と織姫の逢瀬

 梅雨も末期の最中、梅雨前線は北上して大雨をもたらし、南は猛暑日。コロナで3年ぶりの七夕の集い。マスク着用で、子ども1人に保護者2人までの制限で開催しました。近くの神社から竹を2本切らしてもらい、願いを書いた短冊を子どもたち自ら笹につけました。
 
 0歳児クラス、1歳児クラス、2歳児クラスと、かねてからの保育の成果を発表します。最後に保育士の出し物。「星の子キラちゃん」。天の川で遊んでいたキラちゃん、顔色が悪いようです。そこへ通りかかった親切な人が、人参を与えたら、みるみる変身して顔色艶々になって元気が出る。茄子、トマト。「とうもろこしの皮をみんなでむきましたね」と、とうもろこし。「今月は給食の星の子スープに入っているオクラだよ」等と、子どもたちと掛け合いながら楽しむ。そして天の川は氾濫することなく、彦星と織姫が、1年に1回の逢瀬が叶いました。
 フロアと一体となり楽しみました。中でも「楽しかった!すごい!」と言っていたのは1歳10ヶ月のつむぎちゃん。

 給食を終えると、自分たちの願い事を結えた笹の葉ひと枝をもらいました。
 前日の朝、切らしてもらった竹は、曇天で湿度が高いせいか、枯れずに艶々
とした緑の葉っぱ付きでした。
                         写真/文 猪俣美智子
*「星の子キラちゃん」は、野沢菜ゆかり マグネットシート『にじいろのあま
のがわ』を参考にアレンジする。シナリオは保育士日高由美子。

2023年05月08日(月)13時56分

えんどう豆

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       器用にえんどう豆の皮むきをしている子どもたち

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           むいたえんどう豆、粒が揃っている

 2歳児8名、えんどう豆の皮むきをした。剥いた皮は新聞紙で折った箱の中へ、豆はボールへ。
5月中旬の給食メニューにえんどう豆入りご飯がある。今の4月が旬なので、子どもたちが皮を剥いて、その時のため冷凍保存。「まめだ」と言いながら真剣に器用に剥いている。
 せっかく剥いたので、午後のおやつに塩茹でしたえんどう豆をテーブルの真ん中に一皿追加。自由にとって食べてくれるかな、と保育士は見守る。「豆、グリンピース」だと記憶は新鮮。食べなれている子、小さい粒々に「かわいい」といいながらも食べるのは拒否、無表情で食べる子、ピースの薄い皮剥きに熱中している子等。「おいしい、おいしい」と期待した言葉が欲しかったけれど、それはなかった。
 当所では、次にとうもろこしの皮むきが待っている。子どもたちへの、せめての食育の一貫として。
 
 私ごと、春の始め近くの空き地につくしがひとかたまり顔を出しているのを見つけ、頂戴して、早速、はかまを丁寧にむしり、塩茹でして酢醤油で食した。その香りと歯応えは何とも言えない。旬の食べ物の味を久しぶりに味わった。
                        写真/日高由美子 文/猪俣美智子

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