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2006年12月25日(月)地球は ごちそう曽師保育所の創立30周年記念行事を終えてまもない日、世界でたった一冊の絵本が、私あてに届けられた。扉の一頁には「曽師保育所創立30周年!おめでとうございます。・・・曽師保育所さんのすむ星がいつまでも美しくありますように」とあった。感慨無量この上もなく、幾度も読みかえした。 内容(注)を要約すれば・・・、 46億年前に地球は誕生し、40億年前に地球に最初の命が誕生し、500万年前に、地球に人が生まれた。曽師保育所は命を受け継いで、受け継いで30年前、地球に誕生した。それから30年、曽師保育所は地球からごちそうをいただいて、この吉村町にくらしている。地球のごちそうとは、太陽のきらきらごはん/青い海のスープ/大地のステーキ/雲のてんぷら/雨そば/木のサラダ/・・・最後のごちそうは空気。 曽師保育所も曽師っ子や先生や周りの人々も毎日おいしくて幸せ。でも、人々はもう気づいている。地球が泣いて痛がっていることを。限りあるごちそうだということを。だからひとりひとりが地球を大切にする方法を求めて、できることからひとつずつやっていこう。知る姿勢/感謝の気持ち/無駄にしない行動/護る態度/育む行為。 地球が生んでくれた曽師保育所の命、人の命はその次へ、はるか未来へ伝わっていく。46億年の時を経て、この先も命を紡いでくれる地球のごちそうに、感謝を込めていただきます。 −というものである。 過去から未来への、時の流れの中に存在する曽師保育所の確固たる地位を、揺るがすことなく、命を受け継いで行ってほしいという願いを思わずにはいられない。含蓄のある絵本の内容と共に、自称猪俣美智子先生にこの絵本を贈ってくれた、愛する二人の教え子に心からありがとう! (猪俣記) (注)クリエイト・ア・ブック 発行所 ファーストギフト『地球は ごちそう』
12月5日 おひげのないサンタのお姉さん!?
11月下旬に保育所玄関の掲示板にサンタクロースの飾りをしました。飾りつけをしながら、子どもたちがどんな反応をしてくれるのか”わくわくドキドキ”していました。1度に飾り終えるのではなく、先ず、サンタクロースの飾りをする。数日後にツリーの飾り、最後にサンタのお腹の扉があき”クリスマス会のお知らせ”が登場する。といった感じで日々変化を持たせて行きました。 すると、その飾りを見た子どもたちが、 「サンカタクォースだ」? (3才の子) 「こーやって、こうするね」 (サンタが持っている袋をかつぐ真似) と言っていました。このサンタクロースにはもちろんおひげがあります。でも、保育所に来るサンタさんにはおひげはありません。3才未満児の保育所ですので”おひげ”に泣いたり怖がったりする子どもがいるからです。身近な保育士がおひげなしのサンタクロースになる事で安心してくれるようになりました。 毎年のようにサンタのお姉さんがやって来ていたのですが、ある時3才を過ぎた子どもより「サンタにはおひげがついてるよ!」と指摘を受けドキッとしてしまいました。おひげのないサンタを不思議に思ったのでしょう。それ以来、サンタのお姉さんが来た時には、子どもたちの家にはおひげのついたサンタさんが来ることを説明しているのです。 街はクリスマスモード!!さあ、今年のクリスマス会にも、やはりおひげのないサンタのお姉さんがやって来ることでしょう。 P、s ベルリンにはサンタクロース派遣会社があるそうです。今年は人手不足だそうですよ。 保育士 日高由香子記
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