社会福祉法人 アイリス康友会 曽師保育所 令和4年3月1日完成 建築家 歌一洋 元近畿大学教授
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2020年02月07日(金)16時14分

微笑み

先生ありがとう
 車のおもちゃを弘ちゃん(仮名・6ヶ月)の方へ保育士が走らせると嬉しそうに目で追っていました。車がそばで止まり、手を伸ばすも、うまく車を掴むことができず触った反動で走り出しベッドの下に入ってしまいました。まだベッドの下をくぐることができない弘ちゃんは柵の間から手を伸ばして取ろうとしていました。やっと車に手が届いたかと思うと走り出してしまう…の繰り返しでそのうちとても真剣な表情へと変わっていき…遂に届かないところにまで車は走っていってしまいました。見つめることしかできない弘ちゃんの姿を見て、少し車を押してベッドの下から出してあげることにしました。車が動き出すと、はっとしては保育士と車を交互に見て勢いよく這い這いで追いかけて行きました。そしてとっても嬉しそうな笑顔をして車を抱きしめていました。
 
お友だち同士
・お昼寝の時間に目が覚め「おはよう」と声をかけ優しく胸を撫でていると雅人ちゃん(仮名・10ヶ月)小さな声で泣き出してしまいました。そうしているとあきこちゃん(仮名・9ヶ月)が起き大きな声で泣きだしてしまいました。とっさにそのお友だちのそばへ行くと雅人ちゃんも泣き出してしまいどうしようかと思っていると近くで遊んでいた未央ちゃん(仮名・7ヶ月)が雅人ちゃんの隣に来て顔を覗き込みながら微笑みかけていました。すると、泣き止んで次の瞬間にはお友だち同士笑い合っていました。

・雅人ちゃんが1歳になった頃…新しいお友達(11ヶ月)が入所しました。そのお友達が登所しお父さんから離れる時に泣いてしまいしばらく保育士に抱っこされていました。すると遊んでいた雅人ちゃんが近づいて来て微笑みかけてくれたのです。お友達は泣き止み雅人ちゃんの顔を見つめていました。以前まではお友だちにしてもらう側であったのに、いつのまにか同じことを誰かにしてあげられる様になっていました。
大人にとって子どもの笑顔というものは暖かい気持ちにさせてくれるかけがえのないもの。それは子ども同士でも変わらない素敵なものということをこの時に改めて感じました。

見守られて
子どもの背丈よりも高い机で保育士がお帳面の記入をしていると、机の端にちょこんとおじゃみが乗り、横目に見つつ続けていると、おじゃみを握る手先が見えもう一つちょこん。見下ろすと次のおじゃみを取りに行くかえでちゃん(仮名・1歳2ヶ月)の姿があり思わず顔がほころびました。3つ目を机に置いた時にかえでちゃんの手を握り「かえでちゃーん」と言い抱き上げると「気づかれた!」というかの様に「キャッキャッ」と笑い出しました。しばらく遊んでその後記入を再開すると、「キャハッ」と笑いながら10個以上ものおじゃみを又机の上に並べていましたよ。
 
コメント
 職員の出勤時間のローテンションにより、今朝は10時です。赤ちゃんたちに、「おはよう」と挨拶。つぶらな黒い瞳が私に返ってきます。そして、「元気?」「げんきですよ」と、お互いに微笑みを交わします。目は心の窓。子どもたちに、笑顔を届けたいと思います。
                              0歳児担任 猪原祐香  

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